日本で仕事をお探しの外国人の方の中には、華やかなイメージのあるアパレルスタッフに興味をお持ちの方も多いかと思います。
しかしながら、アパレルスタッフは販売接客なので他の接客業と比べても求められる日本語スキルのハードルが高いのではないかと不安に思っている方もいらっしゃるでしょう。
外国人でも日本のアパレルスタッフとして働けるのでしょうか。
今回は、日本の外国人アパレルスタッフの需要、アパレルスタッフの主な仕事内容、外国人でアパレルスタッフとして働きたい方に必要な在留資格や求人の探し方などをご紹介します。
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日本で外国人アパレルスタッフは需要がある
日本では、外国人アパレルスタッフの需要が高いです。
なぜならコロナウイルスの影響で激減していた外国人観光客数が、2022年10月頃から個人旅行の受け入れ拒否や査証免除措置の一時停止の解除などのコロナウイルス感染拡大対策が徐々に緩和されていったことで回復傾向にあるからです。
街中で外国人観光客を目にする機会も増えたのではないでしょうか。
日本を訪れる外国人観光客の中には日本語を十分に扱えない方もいらっしゃるので、英語や中国語など他国の言語を扱って接客を行なえる外国人スタッフはあらゆる業界で重宝されており、アパレル業界も例外ではありません。
アパレルスタッフは、日本で仕事をお探しの外国人の方にとって狙い目な職業だといえます。
アパレルスタッフの主な仕事内容
アパレルスタッフの仕事は接客販売がメインですが、その他にも様々な仕事があります。
日本のアパレルスタッフの主な仕事内容についてご紹介します。
接客
接客はアパレルスタッフのメインの仕事で、お客様に商品やコーディネートの提案、試着室への案内などを行います。
お客様それぞれ来店理由や声をかけてほしいタイミングが異なるので、状況に応じた適切なアプローチが求められます。
レジ打ち
レジ打ちとは会計業務のことです。
商品の清算と同時並行して梱包業務も行います。
特に雨の日はショッピングバッグが濡れないように上からビニールをかけるなどの配慮も行います。
ディスプレイ管理
ディスプレイ管理とは、新商品やお店が売り出したい商品をお客様の目に入りやすい位置に配置したり、マネキンに着せたりすることでお店の売上を伸ばすための工夫をする仕事です。
その他にも、店内の商品の補充や畳みなおしなど、お客様が商品を見やすい状況を保つための仕事もディスプレイ管理に該当します。
商品管理
商品管理とは、商品の陳列や整頓、検品、在庫管理などを行う仕事です。
清掃
開店前、閉店後や手の空いた時間で店内やバックヤードの掃除を行います。
お店はこれからお客様の手元に渡る商品を扱っている場所なので、常に清潔に保っておく必要があります。
電話での問い合わせ対応
電話での問い合わせ対応とは、商品の入荷状況の確認やクレームなどお客様からの問い合わせに対応する業務のことです。
外国人の方が日本でアパレルスタッフとして働くには在留資格■(ビザ)が必要!
外国人の方が日本でアパレルスタッフとして働くには、適切な在留資格を持っている必要があります。
必要な在留資格は以下の通りです。
身分系の在留資格(ビザ)
身分系の在留資格(ビザ)には永住者、定住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等が該当します。
留学の在留資格(ビザ)
家族滞在の在留資格(ビザ)
在留資格(ビザ)については、以下の記事で在留資格(ビザ)の種類や申請に必要な書類、手続きの方法などを解説しています。
中国人の方向けの記事ですが、日本での在留資格の申請方法は各国共通なので中国人以外の外国人の方も参考にしていただける内容となっております。
興味のある方は併せてご確認ください。
「人文知識・国際業務」はアパレルスタッフに従事できない
アパレル関係の在留資格には、ファッション・デザイナーやファッションに関わる海外業務、広報宣伝に従事することができる「人文知識・国際業務」があります。
しかし、「人文知識・国際業務」の在留資格は単純労働が認められていません。
アパレルスタッフの仕事である会計や商品管理、清掃などは単純労働に該当するため、「人文知識・国際業務」の在留資格を持つ外国人の方はアパレルスタッフとして働くことができません。
外国人の方がアパレルスタッフの求人を探す方法
外国人の方がアパレルスタッフの求人を探す方法をご紹介します。
店頭の求人ポスターを確認する
店舗にもよりますが、店頭にアパレルスタッフの求人ポスターを掲示しているお店があります。
働いてみたいお店が具体的に決まっているという方は是非足を運んで、求人ポスターがあるかどうか確認してみましょう。
外国人雇用センターを利用する
外国人雇用センターとは、日本での就労が許可されている外国人の方に向けて就職・転職の支援を行う機関のことです。
現在、外国人雇用センターは東京(東京・新宿の2ヵ所)、名古屋、大阪、福岡に設置されており、留学生向けの就職ガイダンスなども行なわれているので、お近くに外国人雇用センターがある方は利用してみるというのも一つの手段です。
外国人向けの求人に特化した求人サイトを活用する
日本の求人サイトの中には、外国人向けの求人情報の掲載をメインで行っているサイトがあります。
求人サイトはインターネット環境さえあればいつでもどこでも仕事探しを行うことができます。
また、このような外国人向け求人サイトの場合、英語や中国語など日本語以外の言語スキルを活かせる求人が掲載されている場合が多いので、語学力という強みを活かした就職・転職がしやすいというのが魅力です。
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外国人の方が日本でアパレルスタッフとして働くコツ
日本で外国人アパレルスタッフの需要は高いといえども、アパレル業界での仕事は日本人にも人気があります。
「アパレルスタッフの求人に応募しても受からないのではないか」と不安に思っている外国人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この項目では外国人の方が日本でアパレルスタッフとして働くコツをご紹介します。
海外展開しているブランドを狙う
外国人の方がアパレルスタッフとして働くには、海外展開をしているブランドの求人に応募するというのも一つの手段です。
海外展開をしているブランドの場合、日本に滞在している外国人の方に認知されている場合が多く、外国人のお客様が多く来店されます。
外国人のお客様の中には日本語を十分に扱えない方もいらっしゃるので、そういったお客様に対して適切な接客を行うために、日本語以外の言語を扱うことができる外国人のアパレルスタッフを積極的に採用しているブランドは多いです。
日本で人気のアパレルスタッフとして働きたいのであれば、語学力という強みを活かしましょう。
また、海外展開しているといえども日本人のお客様も多く来店されます。
日本語スキルも有していることの証明として日本語資格の取得をしておけば、より採用時に有利になる可能性があります。
日本語資格については、以下の記事にて日本での就職・転職に役立つ主要な日本語資格の名称や特徴、レベルなどを詳しく解説しています。
興味のある方は併せてご確認ください。
前職の経験や知識、スキルをアピールする
前職での経験や知識、スキルをアピールしましょう。
コミュニケーション能力や臨機応変な対応力、傾聴力はアパレルスタッフの仕事に存分に活かすことができます。
また、自覚がないだけで自国のシステムやトレンド、文化など日本の転職先で活かすことができる知識を有している可能性もあるので、自分ができること、自分が持っているものについて考えてみると良いでしょう。
雇用形態を工夫する
店舗によっては、始めから正社員アパレルスタッフとして雇ってもらえないことがあります。
どうしてもアパレルスタッフとして働きたいのであれば、雇用形態を工夫してみるのも一つの手段です。
アルバイトや派遣社員、契約社員としてアパレルスタッフとしての実績を積んでから正社員や店長への昇進、他のブランドへの転職などキャリアアップを目指していく方法もあります。
正社員雇用しか考えていなかった方は、雇用形態について少し視野を広げてみるのも良いでしょう。
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