日本でマーケティング職を目指す外国人が知っておくべき就労ビザ情報を解説

日本でマーケティングの専門家としての活躍を目指す外国人の方の中には、必要な就労ビザについて知りたいと考える方も多いでしょう。

今回の記事では、日本で外国人の方がマーケティング職に就労するために必要な在留資格「技術・人文知識・国際業務」について、申請方法なども併せて詳しく解説します。

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海外マーケティングに外国人人材が必要な理由

海外市場への進出は多くの企業にとって大きなチャンスですが、同時に難しさも含んでいます。

外国人として日本で働くことを考えている外国人の方には、このような海外マーケティングの分野で大きな役割を果たすチャンスがあります。

この項目では、海外マーケティングに外国人人材が携わることのメリットをご紹介します。

現地の言葉を使いこなすことができる

言語の壁を乗り越えることができるのは外国人人材が海外マーケティングで求められているメリットの一つです。

現地の言葉を母国語とする外国人人材ならば、その母語特有の微妙なニュアンスや文化的な意味合いを含む言い回しを理解し、使用することができます。

これにより、より効果的なコミュニケーションが可能になり、マーケティングメッセージの正確な意思疎通を実現することができます。

また、複数言語を操る能力は、英語やその他の共通言語だけではカバーできない多様な市場で取引する上で役に立ちます。

日本で働くことを目指す外国人の方は、日本語の敬語の理解に苦戦する場合があると思います。

日本語の敬語の使い方に関する外国人向けの過去記事がございますので、ご興味があればぜひご参照ください。

▶︎日本で働く外国人のための敬語の使い方について解説

現地の文化などの事情に関して理解がある

海外市場において成功するためには現地の文化や習慣、宗教といったものへの十分な理解が求められます。

外国人人材は、日本人人材よりも自分自身の現地の文化や習慣を理解している場合が多いため、日本で成功した商品やサービスが現地で受け入れられるかどうかを見極めるのに役立つだけでなく、適切な修正を加えることで成功の可能性を高めることができます。

現地とつながりやすく、情報を発信することができる

現地の市場やトレンドに精通している外国人人材は、最新の情報や市場動向を提供できるだけでなく、現地の人々やビジネスとの強いつながりを築くことができます。

SNSなどを通じて現地の視点から情報を発信し、企業のブランド認知度や信頼性を高めることも可能です。

このようなメリットがあることから、マーケティングにおける外国人人材は、日本での就職や転職において、海外マーケティングの分野で大きな価値を提供することができるでしょう。

マーケティング職に就労したい外国人が持つべき在留資格とは

外国人が日本でマーケティング業務に就くためには、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格が適切です。

この資格は、経営学や市場分析などの専門知識を必要とする業務に従事する人に与えられます。

マーケティングは市場の需要を理解し、効果的な広告戦略を立案するために人文科学の知識が必要とされるため、「人文知識」のカテゴリーに含まれます。

この在留資格を申請するには、関連分野での高等教育、または関連する職歴があることが必要です。

在留期間は、申請者の状況や審査結果に応じて3ヵ月、1年、3年、5年の中から設定されます。

「技術・人文知識・国際業務」を申請するための要件

日本で「技術・人文知識・国際業務(技人国)」の在留資格を得るためには、いくつかの厳格な要件を満たす必要があります。

このような要件は、外国人が日本国内で専門的な仕事をするための資格の適格性を保証するために設定されています。

この記事をお読みの方の中には、国際的な仕事に興味のある方も多いかと思います。

グローバルな仕事に就くメリットを解説している過去記事がございますので、ご興味があればぜひご参照ください。

▶︎国際的な仕事・グローバルな仕事に就くメリットとその方法を解説

学歴(職歴)と業務内容の関連性がある

「技術・人文知識・国際業務」の就労ビザ申請者は、専門的な知識やスキルを活かせる業務内容に就くことが求められます。

例えば、工学部卒業の場合は、技術分野での職務が求められ、人文学や社会科学を専攻している場合は、そのような知識を活用できる職種である必要があります。

さらに、マーケティング職を目指す場合、ビジネスやマーケティングを専攻した学歴があると、マーケティング戦略の立案や市場分析など、専門的な業務を遂行する上での優位性が認められます。

学歴は日本海外問わず大学卒業、もしくは日本の専門学校卒業

学歴の要件としては、日本の大学または専門学校を卒業していること、またはそれに相当する海外の大学を卒業していることが必要です。

海外の大学卒業の場合、「日本の大学卒に相当する」と認定されることが重要で、海外の専門学校卒業ではこの要件を満たしません。

学歴要件を満たしていない場合は、技術や人文知識分野では10年以上の実務経験、国際業務では3年以上の実務経験があれば、この要件を満たすことができます。

経営状態の良好

就労ビザは審査の過程で、企業の財務状況や経営の安定性が評価されるため、受け入れ企業の経営状態が安定していることも要件の一つとして求められています。

不安定な経営状態の企業からの申請は、資格取得の際に不利になる可能性があります。

給与水準が日本人と同等かそれ以上である

日本で働く際、外国人人材が受け取る給与は、同じ仕事をする日本人の社員と同じか、それ以上であることが保証されています。

この外国人労働者が不公平な低賃金で雇用されることを防ぐために設定されたルールである「同一労働同一賃金」の原則は、外国人人材の在留資格や国籍にかかわらず、日本で働くすべての外国人に適用されます。

したがって、日本での就職活動をする際は、自分の労働が公正に評価され、適正な給与を受け取れることを確認する必要があります。

「技術・人文知識・国際業務」の申請方法

「技術・人文知識・国際業務」の申請方法に関して3つの場合を想定してご紹介します。

海外から直接採用されて、日本に呼ばれた場合

①企業が外国人と雇用契約を締結する

②企業が「在留資格認定証明書交付申請」を行う

③在留資格認定書」を雇用する本人に送付する

④雇用される外国人本人が日本大使館にビザを申請する

⑤来日・就労の開始

日本にいる留学生などを含む外国人が採用された場合

①企業が外国人と雇用契約を締結する

②外国人が「在留資格変更許可申請」を行う

③就労開始

国内の他社で働いていた外国人が採用される場合

①企業が外国人と雇用契約を締結する

②外国人が「就労資格証明書交付申請」を行う

③在留資格を変更することなく、新しい仕事ができることを確認(もし在留資格を変更しなければならない場合は、外国人が「在留資格変更許可申請」を行う)

④就労開始

注意すべきポイント

この項目では、技術、人文知識、国際業務のカテゴリーに該当する外国人が日本での就職や転職を検討する際に注意すべきポイントをご紹介します。

更新時期に注意

日本で働くためには、在留期間の更新が必要になることがあります。

更新時期は3ヶ月、1年、3年、5年と異なりますので、自分のビザの有効期限を常に確認し、更新手続きを期限内に行うことが大切です。

更新を忘れてしまうと、不法滞在者となるリスクがあります。

社内の異動に伴う業務変更に注意

日本での仕事を変える場合や異動がある場合は、新しい仕事内容がビザの条件に合致しているかを確認する必要があります。

専門分野外の業務に変わる場合は、ビザの種類が合わなくなることがあるので、注意が必要です。

「技術・人文知識・国際労働」では単純労働はできない

「技術・人文知識・国際業務」のビザを持つ方は、専門性を必要とする仕事に就くことが前提です。

したがって、専門知識やスキルを必要としない単純労働は避ける必要があります。

自分のビザが許可する業務内容について、よく理解しておくことが重要です。

学歴や職歴と業務との関連性が必要

日本で就職や転職を検討する際は、自分の学歴や職歴が仕事内容と関連しているかを確認しましょう。

自身の能力や経験が活かせる仕事を選ぶことで、ビザの取得や更新の際にもスムーズに進む可能性が高まります。

まとめ

日本でマーケティング職に就くことを目指す外国人人材は、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格が必要です。

この資格は、専門的な知識やスキルを活かして日本の市場で活躍することを目的に設計されているため、申請者は学歴や職歴と業務内容の関連性を証明する必要があります。

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