広報の職務内容とは?企業における役割と外国人であることを活かすポイント

広報職と聞くと、なんとなく情報を発信する仕事というイメージがあるかもしれません。

実際に広報では情報を集めてより多くの人に向けて発信する必要がありますが、取り扱う情報の内容や発信する相手ごとに具体的な役割は異なります。

今回は、広報という仕事の種類や存在意義、具体的な仕事内容について詳しくご紹介します。
また、広報は外国出身の方ならではの強みを活かすことができる仕事のひとつです。
それぞれの職種ごとのポイントもあわせてご紹介します。

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広報の仕事の種類

広報と呼ばれる仕事は発信する情報の内容と相手によって、基本的に「社内広報」「社外広報」「IR広報」という3つに分類することができます。

それぞれの特徴や違いについては後述します。

広報と広告宣伝・PRの違い

広報と類似した仕事に広告宣伝やPRがあります。
情報を発信することは共通していますが、広告宣伝やPRは企業の売上向上に向けて販売促進を目指す活動です。

一方で広報は、社内外に企業活動や理念といった情報を発信することが第一の目的です。
短期的な売上増加を目指すのではなく、継続的な企業の情報発信に主軸を置いている点が最大の違いといえます。

海外に向けた広報活動の需要が高まっている

グローバル化が進み、海外市場への進出や海外企業との協働に乗り出す企業も増えてきました。

海外向けの情報発信では、語学力や現地文化への理解力は非常に重要です。
だからこそ、広報職は外国出身の方が非常に活躍できる仕事のひとつであるといえます。

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社内広報の職務内容と求められるスキル

社内広報とは、所属する会社の従業員や社員を支えるその家族向けに情報を発信・共有する仕事です。
社内広報の仕事内容や必要なスキルを解説します。

社内広報の役割・意義

社内広報の役割や意義には、以下の4つがあります。

・企業理念・経営方針を社内に浸透させる
・社内の情報共有
・社内コミュニケーションを強化する
・従業員の働きがいの向上

企業理念・経営方針を社内に浸透させる

会社の企業理念や経営に対する方針など、トップが決めた全体の方向性を従業員に浸透させる役割を担っています。

理念や方針は、会社という集団を結束させ事業を成功させる上で非常に大切であり、社内広報がその橋渡し役として会社全体に発信する意義は大きいです。

社内の情報共有

経営陣の意向だけでなく、各部署や支店の情報を全社的に共有するのも社内広報の役目です。

企業規模が大きいほど直接関わりのない社員や部署の情報を得る機会は少なくなります。
社内広報は全社的に広く情報を集め、発信することで会社の結束力強化に貢献しています。

社内コミュニケーションを強化する

経営陣や社員へのインタビューを発信することで、普段関わりがない相手であっても仕事に対する考え方や人柄を知るきっかけになります。

社員同士が互いを知ることで、部署間の交流を促すことにつながります。

従業員の働きがいの向上

活躍した社員を取り上げることで仕事に対するやりがいや達成感を高めることができます。

また、自分以外の社員の考え方や活躍を知ることで、仕事に対するモチベーションを高めることにもつながるといえます。

社内広報の主な職務内容

社内広報の主な業務を3つご紹介します。

社内報や社内ブログなどによる情報発信

社内に向けて発信する社内報や社内ブログを執筆・作成します。
工夫を凝らし企業理念や経営方針、活躍した社員へのインタビューなどを継続的に発信します。

社内イベントの企画・運営

社内の交流を促進するイベントを企画・運営し、全社的に周知させるのも社内広報の役割です。

レクリエーションや社員旅行の他に家族も参加可能なイベントを実施することで、なかなか直接会うことのない従業員の家族に、会社について知ってもらう機会を創出することができます。

制度や規定の効果測定

発信に必要な情報収集を実施するのも大切な仕事のひとつです。

制度や規定について、アンケートやインタビューを通して効果測定をおこなうケースもあります。 また、その結果を発信することで社員の声を経営に反映させることも可能です。

社外広報の職務内容と求められるスキル

社外広報とは、メディアや一般ユーザーに向けて企業の活動を発信していく仕事です。
社外広報の仕事や活かすことのできるスキルをご紹介します。

事業内容・理念の発信

具体的な事業内容や理念を社外に発信し、会社に対する理解度を深める役目があります。

社外の人でもわかりやすいように発信する媒体や表現、写真や動画など工夫を凝らしながら、自分の会社の社会的意義を周知させることを目的としています。

会社のイメージ向上

社外広報はこれまでの企業活動を通して得た実績や評価、社会貢献性を社外の方に伝えて、会社に対するイメージを高める役割を担っています。

採用活動に向けた認知度向上

社外に向けて発信することで、自社で働く仲間を増やすきっかけを作る役割もあります。

自社の魅力や事業内容、ビジョンなどを社外に向けて発信することで、就職・転職活動時に関心を集めることができます。

社外広報の主な職務内容

社外広報の主な仕事内容を5つご紹介します。

プレスリリース

プレスリリースとは、新製品やサービスのリリースや経営・人事に関する情報を、外部メディアが報道しやすい文書や資料として発表することを指します。

プレスリリースを発表することで、第三者に自社の情報を発信してもらいやすくなるため、企業活動や理念に対する認知度や理解度を高めやすくなります。

社外に向けたイベントの企画・運営

新製品発表会などの社外向けイベントの企画・運営も社外広報の仕事です。

プレスリリース同様、第三者に自社の情報を発信してもらうきっかけを作ることで、より広く企業の魅力を周知させることにつながります。

オウンドメディアやSNSなどを用いた発信

ホームページの運営や公式SNSを活用した情報発信を通し、会社の魅力を社外に伝えます。

特にSNSではライブ機能を使ったり、質問を募集したりと、相互的なコミュニケーションを取る機会も増えています。

採用情報の発信

採用に向けて、募集する人材の特徴や募集要項を発信するのも社外広報の仕事です。

会社にまず興味を持ってもらい、より多くの応募者を募ることで、これからの会社の発展を担う優秀な人材を獲得する目的があります。

メディアとの関係構築

第三者の力を活用した情報発信は社外広報にとって重要です。

日々の業務を通じて信頼を獲得することで、メディアが取り上げたくなるような関係性の構築を目指す必要があります。

メディアとの相互作用で、より効果的な情報発信を目指すのも、社外広報の重要な役割です。

IR広報の職務内容と求められるスキル

IRとは、「Investor Relations」の略で、株主や投資家が企業に対する投資判断をする上で必要な情報を発信する広報活動のことを指します。

IR広報の具体的な業務内容や必要となるスキルをご紹介します。

IR広報の役割・意義

IR広報の企業における存在意義や役割をご紹介します。

資金調達に向けた投資家向け情報を発信

株式会社は、投資家から自社の株を買ってもらうことで資金を調達します。
投資家に対して企業の魅力を発信し、将来性を感じてもらうIR広報の働きは非常に重要といえます。

海外の投資家向け情報の発信に乗り出す企業も

海外の投資家に向けて情報を発信する企業も増えています。

特にグローバル展開を目指す企業においてこの動きは顕著で、投資にまつわる専門的な語学力を持つ外国人材が活躍する場面も多いといえます。

IR広報の主な職務内容

IR広報の具体的な仕事内容をご紹介します。

投資家向け説明会の実施

投資家向けに企業の経営状況や今後の方針についての説明会を実施します。
一般的な社外広報よりも具体的で、かつ今後の展望についてより詳細な計画として発表する特徴があります。

事業報告書の作成

事業報告書とは、企業活動での売上や営業利益、損益など財政状況について具体的な数値をともなって発表する資料です。

これは法律で作成が義務付けられており、記載情報についても指定があります。
I R広報はこれらのルールに則りながら、経営状況を詳細に発表する役割を担っています。

広報に求められる力

広報は立場や所属が違う人々に情報を共有し、結束力や企業イメージを高める役割を担っているため、コミュニケーション力や傾聴力、発信力が求められます。

社内外の多くの人と関わることができるため、人と交流することが好きな方にはぴったりの仕事といえるのではないでしょうか。

また、近年外国人材を積極的に採用している企業は増えています。
外国人ならではの気づきを社内広報として共有することで、会社のダイバーシティ化促進につながります。

社外広報として自分自身の経験を活かした外国人向けの採用情報を発信したり、IR広報として自分の母国語を使って海外の投資家に向けたIR情報を発信したりすることで、グローバルな企業活動を推進する戦力になるといえるでしょう。

広報になるためのポイント

コミュニケーションスキルや傾聴力、文章力を強みとして印象付けることで広報の仕事に就きやすくなります。

求職者の方や社内での異動を目指す方は、情報発信によって結束力を高めた経験や多くの人と協力して事業をすすめた経験などを意識的にアピールすることがおすすめです。

まとめ

広報の具体的な仕事内容は企業によって異なる部分も大きいですが、情報の発信を通して人と人とを結びつける役割を担っている点は共通しています。

外国出身の方ならではの語学力や気づきを発信することで、企業の成長にも大きく貢献できると言えるでしょう。

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