中国人就活生必見!日本の就活のリアル!その対策は?

こんにちは!私は中国出身、日本で新卒就職した林です。

自分が、日本で働いてもう1年以上経ちますが、毎年今年の新卒の就職活動状況ってどうなんだろう?と気になってしまいます。

私自身、日本で就職しよう!と思った時、まず何をすれば良いのかわからなかった経験があり、一から自分で調べていくのはとても大変でした…。

そこで、今回は中国人留学生の就職活動の現状と、日本の就職活動について調べていきたいと思います!

◆中国人留学生の就活状況

まず、中国メディア今日頭条が2016年に《日本就业不容易,在日留学生有话说》(「日本での就職は難しい!在日留学生の声」)という記事を掲載しているのですが、

その中でも注目すべき記事がありました。

日本で留学している大学生と大学院生の中で、

70.4%の大学生と64.1%の大学院生は将来日本で就職したいと思っていますが、

実際、わずかの29.7%の大学生と28.5%の大学院生しか日本での就職が叶わなかったというデータがありました。

これは私も少し予想していたところはありましたが、

日本で働きたいと思っている人の約30%しか就職できていないとは、予想を超えるデータでした。

◆どうして日本での就職はこんなに難しいの?その理由とは?

・日本の就職活動への理解が足りない

そもそもの理由として、まずは日本の就職活動への理解が足りないということが挙げられます。「日本で就職したい!」と思っていても、なかなか計画を立てることができず、

気づいたときには、もうすでに、、となるケースも多いようです。

まず私の想像を超えたのは開始時期の早さです。

普通は大学生3年生の6月から就活を準備するというのを知り、すでに驚きました。

そして、ネットで、優秀な人材を確保するため、大学1・2年生の段階で学生に接触したり、早めにインターンシップを実施したりする企業もあるから、学生も1・2年生から準備するのもあるという記載もありました。

私自身、4年生になり就職活動を始めたこともあり、「ここまで日本の就職活動はやるのか、、」と純粋に驚きました。

中国の就職活動の中では、そういったことは一切なく、

私の友人が卒業の時、進学と就職結構迷っていたこともあり

大学4年生の12月から就職活動を始め、内定をもらっていました。

また、中国にも進学と就職をどちらにするかを迷っている人も大勢いますし、大学院の入学試験に失敗した人もいます。その中、12月の大学院の入学試験がおわってから就職活動を始める人もいます。

私自身、これまで多くの学生と話しましたが、

卒業間近になってから開始する人や、卒業してから開始する人もいました。

日本と中国には、大きなタイミングの違いがありそうなので、就職活動の開始時期やスケジュール間を把握することは、とても大切だと言えますね。

・選考方法が複雑

今回、日本の新卒の選考方法を調べてみると、こんなに複雑なの…?

と衝撃を受けました。。

エントリーシートって?

GD・GWって何するの?

SPIって受けなくちゃいけないの?

と、頭がクエスチョンマークでいっぱいになりました。。

中国にはそのようなものはなく、面接までは一度履歴書を提出すれば進んでいきます。

私の同級生が現在の会社に入るまでは、履歴書→筆頭試験(翻訳のみ)→面接一回→内定という流れでした。日本のより少しはシンプルですね。

日本だと、エントリーシートの書き方やSPI対策、面接対策…など、

それぞれの進捗のところで対策を練る必要があります。

・やはり重要な日本語力

株式会社ディスコの調査によると、企業が留学生に内定時・入社後に求める日本レベルは大体ビジネス上級レベルということがわかりました。

就職活動を前に、日本語能力試験1級に合格した人も少なくはないと思います。

しかし、私もN1をとりましたが、実際に働いてみると、想像以上にビジネス日本語は難しく、入社時から今までも、さんざん指摘されてきました。。

当然といえば当然なのですが、やはり、日本語は就職の一番の壁になるかもしれない一方で、

語学力をしっかり高めた状態で就職活動に臨めれば、チャンスは広がる!と言えそうです。

日本での就職活動を始める前にやっておきたいこと!

◆対策1:就職の情報を集める

まず、日本の就職活動の流れを調べてみましょう。

いつ、どのタイミングで、何をすればよいのか、

これが把握できている、できていないだけでも、スタートラインが大きく違ってきます。

就職活動の流れはもちろん、日本ならではのエントリーシートや筆記試験なども調べ、

まずは何をすべきか、を整理することから始めましょう。

◆対策2:スピーキングを練習しましょう!

企業によって求める日本語能力は違うと思いますが、やはりN1を取ったほうが無難でしょう。

もし、就職活動の段階でN2までしか取得できなかった場合、

面接に聞かれるか質問をまとめて、答えを書いて声を出して練習しましょう!

ここで、留学生がよく聞かれる質問をまとめてみました!これらの質問の答えをしっかり準備し、日本語が心配でしたら、日本人の友人に頼んでみることをオススメします!

・なぜ日本に留学したのか。

・なぜ日本で働きたいのか。

・ご両親は日本で働くことについて反対していないのか。

・日本のどこが好きか。

・普段、日本の新聞や雑誌などは読んでいるのか。

・日本での勤続希望年数について。

まとめ

今回、中国人の日本での就職活動について調べてみました。

いくつかポイントを挙げましたが、

その中の難関の一つとして、やはり日本語能力は大きな壁となりそうです。

日頃からしっかり勉強をし、どんどん日本語力を磨き、備える必要がありそうですね。

また、就職の時だけでなく、転職の際にも、日本語能力が大きな要因となります。

しかし、いざ探そう!となっても、

どうやって自分の日本語能力に合う仕事を探せばいいの?と

転職の際も迷う時があると思います。

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