日本で就職したい中国人必見!就職にまつわるビザの基礎知識

日本での就職を考えるにあたって、「ビザ」にまつわる制度について不安に感じている方も多いかもしれません。

そこで今回は、外国人の方が日本で就職するにあたって必要なビザの種類や、取得方法について解説します。

また、外国人の方が日本での就職を目指す上で意識したいポイントも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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ビザにまつわる基礎知識

「ビザ」とは一体何を指す言葉なのか、同じくよく耳にする機会のある「在留資格」との違いについても合わせてご紹介します。

そもそも「ビザ」とは

そもそも「ビザ」とは、”査証”を意味する言葉で、具体的には「パスポートが有効であるため、この人は入国することができる」ということを示す証明書です。

ビザはパスポートに添付されており、入国時に必要な書類のひとつです。

渡航目的によって「外交」「公用」「就業」などのいくつかの種類に分かれています。

「就労ビザ」という言葉がよく用いられていますが、これは「在留資格」の慣用的な呼び名です。

正式な用語ではないので注意してください。

就職には「就労ビザ」が必要

「在留資格」とは、外国人が日本で働く上で必要になる資格です。

現在30種類存在しており、資格ごとに取得に必要な条件や資格を取得することで就労可能な職種が分かれています。

詳しい種類については、出入国在留管理庁の「在留資格一覧表」をご確認ください。

参考:出入国管理庁「在留資格一覧表(令和2年9月現在)」

就労ビザの取得方法【既に国内にいる場合】

現在日本国内で生活している外国人の方が就労ビザ(在留資格)を取得する方法をご紹介します。

現在の在留資格を確認する

はじめに、現在の在留資格について確認する必要があります。

就職先での就労内容が現在の在留資格の範囲外である場合は、資格を変更する必要があるため、認められる就労の種類について確認しましょう。

就職・転職先での業務が現在保有している資格の範囲内であれば、新たに手続きをする必要はありません。

在留資格を変更する

就職・転職先での業務が現在保有する在留資格では認められていない場合は、在留資格変更の手続きが必要です。

また、在留資格を変更するには”国が定める条件を満たしている必要がある”ことに注意してください。

変更の条件については、こちらの「在留資格の変更,在留期間の更新許可のガイドライン」を参照してください。

また、「簡体字版」「繁体字版」も合わせてこちらから確認することができます。

参考:出入国在留管理庁「在留資格の変更,在留期間の更新許可のガイドライン(日本語)(令和2年2月改正)」

   出入国在留管理庁「在留資格の変更,在留期間の更新許可のガイドライン(中国語版 簡体字)(令和2年2月改正)」

   出入国在留管理庁「在留資格の変更,在留期間の更新許可のガイドライン(中国語版 繁体字)(令和2年2月改正)」

在留資格の変更には、申請者本人が準備する書類の他に、就労先の企業が用意する書類も多くあります。

在留資格を変更する必要があるとわかった際には、なるべく早く就業先の企業に申し出ることが大切です。

必要な書類はそれぞれ以下のものがあります。

申請者本人が用意すべき書類

  • 在留資格変更許可申請書
  • パスポートおよび在留カード
  • 履歴書
  • 申請理由書(任意)

就職先の会社から入手し、提出する書類

  • 雇用契約書のコピー
  • 会社の商業法人登記簿謄本および決算報告所(損益計算書)のコピー
  • 会社案内(パンフレットなど)
  • 雇用理由書(任意)

留学生が就職する場合

  • 学業証明書または卒業見込み証明書

また、出入国入国管理庁の「在留資格変更許可申請」にも詳しく記載されているので、合わせてご確認ください。

就労ビザの取得方法【日本国外にいる場合】

日本国外にいる方が就労ビザ(在留資格)を取得する方法をご紹介します。

【ステップ1】入国管理局に申請

出入国在留管理庁に「在留資格認定証明書」の交付を申請します。

【ステップ2】証明書の交付を受ける

出入国在留管理局の審査ののち、証明書の交付を受けます。

【ステップ3】在外公館でビザの発給を受ける

自国にある日本の在外公使館でビザを申請し、発給を受けます。

【ステップ4】市役所で在民登録

入国審査を受けて日本に入国し、市役所で住民登録をおこないます。

このとき在留カードを持参し、日本での居住地を法務大臣に届け出る必要があります。

中国人の方が日本で仕事を探すポイント

中国人の方が日本で仕事を探す上で意識すると良いポイントをご紹介します。

語学力を活かせる仕事選ぶ

中国人であることを強みとして就職・転職活動を進めることで、有利に仕事を探すことにつながります。

高い語学力や、海外生活を通して得た異文化経験を積極的にアピールすることで、企業からも高い評価を得ることができるでしょう。

こちらの記事で中国人の方が日本で就職・転職活動をおこなうコツを詳しく解説しているので、合わせてぜひご確認ください。

▶︎中国人が日本企業に就職する方法と中国語を活かした就活のコツ

中国語に特化した求人サイトを利用する

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【必見】外国人の就職をサポートしている団体

外国人の就職・転職をサポートしている団体を活用することもおすすめです。

ハローワークや転職エージェントなど、自分にあった団体を活用することで、日本での就職活動を有利に進めることにつながります。

こちらの記事でそれぞれの団体の特徴を詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

▶︎日本で就職したい外国人におすすめ!就職サポートを行なっている団体・サービス[グローバル2]

まとめ

中国人の方が日本で働くには、就労ビザ(在留資格)の取得が必要です。

就業先の仕事内容によって必要になる資格が変わるため、まずは現在の在留資格で認められている業種の範囲を確認してみてはいかがでしょうか。

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